副腎皮質癌7例の臨床病理学的特徴と予後の検討

愛媛大学大学院医学系研究科泌尿器科学講座

三浦徳宣井出健弘宇田尚史野田輝乙
浅井聖史西村謙一白戸玲臣柳原
宮内勇貴菊川忠彦丹司横山雅好

要旨:

(目的)副腎皮質癌は稀な疾患であるが、予後不良で治療に難渋する症例が多い. 当科で副腎皮質癌と診断 された7例における,臨床病理学的特徴と予後について検討した.

(対象と方法)2002年1月から 2012年12月までに診断された7例の副腎皮質癌症例の臨床的背景,原発巣 最大径,治療法,転帰について調査した.

(結果)男性4例,女性3例であった. 診断時の年齢は中央値63歳 (3671 歳)で、最大腫瘍径は中央値 7.0cm (413cm)であった. 治療は, Stage Ⅰの1例は腹腔鏡下副腎摘除術のみ, Stage II の 4例は,副腎摘 除術に加え、周囲臓器合併切除をおこなった. 完全切除した5例のうち4例は中央値55 ヵ月(22~107 カ月) で再発なく生存している. 遠隔転移があった2例のうち、1例は外科的切除困難にて全身化学療法(エトポシ ド+アドリアシン+シスプラチン療法+ミトタン)をおこなったが19ヵ月目に癌死した. もう1例は,副腎 皮質癌肺転移に対し、原発巣と転移巣を外科的切除し、術後補助療法としてミトタン内服治療を行っており, 術後9ヵ月で再発は認めていない. 7例の3年癌特異生存率は56% であった.

(結論)周囲臓器への浸潤が疑われても、副腎周囲臓器を含めて合併切除することで長期生存できる症例が 存在しており,診断時の可能な限りの完全な外科的切除が予後改善に重要であると思われた.

(日泌尿会誌 105(3):79~84, 2014)

キーワード:副腎皮質癌,完全切除,ミトタン

緒 言

副腎皮質癌は100 万人あたり0.5~2人と非常にまれ な疾患であるり. したがって、大規模な無作為比較試験が 困難であり、未だガイドラインは作成されていない. 欧 米では Zini2)や Lebastchi3)らが,副腎皮質癌に対する診断 治療についてのレビューをまとめており,後方視的な データをもとに治療方針が決定されている. 一方,本邦 では、 症例を集積し報告した論文は極めて少なく、治療 方針について施設間での相違が見受けられる. 今回,当 院において10年間で経験した7例の副腎皮質癌の特徴 および治療成績を後方視的に評価し、文献的検討をおこ なったので報告する.

対象と方法

2002年1月から2012年12月までに愛媛大学医学部 附属病院において、副腎皮質癌と診断された7例を対象 とした. 患者の臨床的背景,病理組織学的所見,原発巣

最大径,治療法,転帰について検討した. 病期について (, The European Network for the Study of Adrenal Tu- mor によって提唱された ENSAT 2008 分類を用いた. 病 理診断については、副腎腫瘍取扱規約に従い, Weiss cri- teria のうち3項目以上の所見が陽性であれば副腎皮質 癌と診断した. 全例ではないが、細胞増殖動態を表す免 疫組織化学染色である Ki67 (MIBl Index) を調べた. ま た、癌特異生存率を Kaplan-Meier 法を用いて評価した.

結 果

副腎皮質癌7例の背景について Table 1 に示した. 診 断時年齢の中央値は63歳(3671歳),性別は男性4 例,女性3例であった. 腫瘍サイズの中央値は7.0cm (4.013.0cm)であった. ホルモン活性があった症例は3 例,非活性症例が4例であった. 臨床病期別には Stage Ⅰが1例で, Stage II が4例, Stage IV が2例であった. 観察期間の中央値は 22ヵ月(9~107 カ月)であった.

治療については Table 2 にまとめた. Stage Ⅰの1例は

受付日:2013年10月5日,受理日:2014年1月16日

三浦徳宣:愛媛大学大学院医学系研究科泌尿器科学講座〔〒791-0295 愛媛県東温市志津川〕

E-mail: miura.noriyoshi.mk@ehime-u.ac.jp

C 2014 The Japanese Urological Association

副腎摘除術のみ, stage II の 4例は、 副腎摘除術に加え, 周囲臓器合併切除術をおこなった. Stage Ⅰ の症例は、腫 瘤は 4cm と大きくはないが,被膜浸潤,核腫大,核異型, 脈管侵襲を複数箇所に認め, Weiss criteria を 3 項目以上 満たしていたため、副腎皮質癌と診断した. 完全切除し た上記5例のうち1例(症例4)が術後3ヵ月目に再発 し、 全身化学療法〔エトポシド+アドリアシン+シスプ ラチン+ミトタン併用療法(EDP-M 療法)]をおこなった が効果なく、再発後 10 ヵ月目に癌死した. 残りの4例は 中央値55ヵ月(22~107 カ月)で再発なく生存している. Stage IV の2例のうち、 1例は原発巣の切除はおこなわ ず、転移リンパ節生検で診断し, EDP-M 療法をおこなっ た. EDP-M 療法を2コース実施するも病勢進行があった ため,ミトタンのみを継続したところ腫瘍縮小効果がみ られた(最大治療効果 PR). ただ最終的に病勢が進行し 治療開始後 20ヵ月目に癌死した4). もう1例は当初,肺 の単発腫瘤を肺過誤腫と診断し, Stage III として副腎摘 除術を行った. その後,組織診断目的で肺腫瘤を切除し たところ,副腎癌の肺転移と診断された. その時点で Stage IV と判断し、術後補助療法としてミトタン内服治 療を開始した. 観察期間9ヵ月であるが、現在のところ 再発は認めていない. 7例と少ない症例の検討であるが, 3年の癌特異生存率は56%であった(Fig. 1).

考 察

副腎皮質癌は100 万人あたり0.52人と非常にまれ な疾患 で、好発年齢は5歳未満と4050 歳代の二峰性

Table 1 患者背景
年齢(歳)中央値 63 (36-71)
性別男性 4例 女性3例
腫瘍径(cm)中央値 7.0 (4.0-13.0)
臨床病期 TT1:1例 T2:0例 T3:2例 T4:3例
NNO : 7 例
MMO:5例 M1:2例
ENSAT cStageⅠ:1例 Ⅱ:0例 Ⅲ:4例 ⅣV:2例
ホルモン活性あり:3例 なし:4例
観察期間(カ月)中央値 22 (9-107)

があるといわれている3). 約60% の症例でホルモン過剰 分泌に伴う症状を有しており,内分泌活性型は Cushing 症候群型,男性型,女性型,混合型と分類され、最も頻 度が高い Cushing 症候群型で約50% を占める. 内分泌 活性型は非活性型と比較して、症状の出現から病変の発 見が早くなり予後が良好との報告もある5). Linda らは, Stage III~IV で診断される症例が全体の約60% を占め ており,発見時には進行した状態で見つかることも予後 不良の原因であるとしている6).

副腎皮質癌の病期分類については、その低頻度ゆえに TNM 分類がない状態が続いたが, 2004 年に Sullivan- McFarlane criteria をもとに TNM 分類が示された. さ らに2008年,欧州 416 例のデータをもとに TNM分類と 5年癌特異生存率の関係について評価が行われたとこ ろ, Stage II と Stage II において生存率との相関が低い ことが示されたため、新しく ENSAT 分類が提唱されて いる. 変更点は, Stage IV は遠隔転移を有する症例のみ になったこと、および下大靜脈や腎静脈内の腫瘍塞栓症 例は T4 に分類され Stage II に分類された点である. そ の分類により,5年癌特異生存率は Stage I, II, III, IV それぞれ 82%,61%,50%,13%と報告されている?).

副腎皮質癌の治療方針について、文献よりまとめた (Fig. 2). まず原則として、副腎皮質癌の治療は,完全切 除の有無が最も生存に寄与する因子である. 米国の The National Cancer Data Base (NCDB) に おける, 1985 年から2005年までに副腎皮質癌と診断された 3,982 例 のレビューでは、補助療法を含めた外科的切除が約70% に施行され,5年全生存率は38.6% と報告している.完全 切除ができた症例とできなかった症例の全生存期間中央 値はそれぞれ51.2ヵ月と7.0ヵ月と大きく異なってお り,治療方針について、この20年の時代変化でも、変わ らず外科的切除が重要であると述べている、 さらに、予 後因子を検討した多変量解析では、断端陽性に加えて, 年齢(>55歳)も有意な予後不良因子であると報告して いる8). Schulick らも,完全切除できた症例の5年生存率 は40~50% であるのに対し、不完全切除症例の生存期間 の中央値は1年未満と予後が悪いと報告している9). 本邦

Table 2 治療と予後
症例年齢 (歳)cStage ENSAT2008治療合併切除pTMIB1 Indexアジュバント 治療転帰観察期間 (月)
170開腹切除肝,下大靜脈pT4不明なしNED107
259開腹切除腎,脾,膵尾部pT3不明なしNED89
363IVEDP-M--不明なしDOD20
436開腹切除pT343%なしDOD13
571I腹腔鏡下切除なしpT1不明なしNED22
650開腹切除p T2>10%なしNED22
764IV開腹切除-pT3>10%肺転移切除 ミトタンNED9

NED : No evidence of disease, DOD : Dead of disease EDP-M :エトポシド,ドキソルビシン,シスプラチン,ミトタン併用化学療法

における報告でも, Stage II~III の生存期間中央値が 108 カ月であるのに対し、 Stage IV では 2カ月と予後が 大きく異なり、早期発見による外科的完全切除が重要で あると述べている10. また,切除する範囲について,可能 な限り完全切除を行うことが予後を改善することから, 近接臓器も含めて切除することが求められる. Ohwada らは、 肝臓, 腎, IVC などを合併切除した Stage III, IV の7症例の治療成績をまとめ、合併切除の侵襲は許容で きるもので、3年全生存率は40% であり、周囲臓器に浸 潤があっても、合併切除で予後を延長できる症例が存在 すると述べているⅡ). 下大静脈内腫瘍塞栓がある症例で も、必要があれば人工心肺を用いてでも完全切除を行う ことで予後を改善するとの報告もある12). 当院でも完全 切除を目指しており, Stage III の 4 例は開腹術で周囲臓

Fig. 1 癌特異生存曲線. 観察期間中央値 22 カ月で, 3 年生存率56% であった.

1.0

N=7

観察期間 中央値 22か月(9- 107)

0.8

3年生存率 56%

0.6

0.4-

0.2

0.0

0

12

24

36

48

60

72

84

96

108

120 months

器を含めた合併切除を行った. 今回の症例1のように下 大静脈内浸潤を認めた症例に対しても,下大靜脈を含め た合併切除を行い完全切除できれば、長期生存可能であ ることを経験したことより,副腎皮質癌に対しては完全 切除を目標として治療計画を立てることが最も重要であ ることを再確認した. 予後因子については、 症例数が少 なく検討できていないが、年齢に関しては、たとえ高齢 でも完全切除できれば、長期生存している症例を経験し ている. 一方,化学療法やミトタンを使用する場合は, 高齢の症例では、副作用により十分な投与量が確保でき ていなかったことから、化学療法も含めた集学的治療が 必要な場合には、年齢は予後に関わる重要な因子である ことが推測された.

Stage Ⅰの1例については腹腔鏡下に切除を行った. Porpiglia ら13)は, Stage IⅡ の副腎皮質癌43 例につい て、 開腹術と腹腔鏡下切除術を後方視的に比較したとこ ろ,無再発生存率,全生存率ともに有意差はなかった. また Brix ら14)は, stage IIII の副腎皮質癌で腫瘍径が 10cm 以下の症例に対し、開腹術と腹腔鏡下切除術の比 較を行ったところ, 37 例中12例で開腹術へ移行したも のの,無再発生存率,癌特異生存率に有意差はなかった とし、熟練した術者による腹腔鏡下副腎摘除術の成績は 開腹術に劣らないとしている. 自験例は, 4cm の腫瘍で あり、周囲への浸潤を疑う所見もなかったことから、腹 腔鏡下切除を選択した.

再発転移症例に対する外科的切除の意義に関して, Da- trice NM ら15)が外科的切除を行った 57 例の予後を検討 した. これによると、 5年生存率は41%で、30 日以内の 周術期死亡はみられなかった. さらに,原発巣切除後無 再発期間が1年以上の症例では有意に生存期間が延長し

Fig. 2 副腎皮質癌の治療方針.

副腎皮質癌

完全切除の有無と5年生存率 ·完全切除症例 → 40-50%

yes

Open vs. Lapa

·残存腫瘍あり→生存期間中央値 1年未満

完全腫瘍摘除可 能か?

●局所再発率Lapa 83% (Open43%)

•Stage I -Ⅱ に限っては同等の成績との 報告あり。

yes

no

副腎腫瘍摘除術 MIB1 Index>10% 残存腫瘍の疑い

yes

ホルモン過剰状 態による症状が あるか?

Berruti A et al. JCO 28: e401- e402, 2010.

yes

no

no

アジュバント ミトタン

Physician choice

全身化学療法 1.ミトタン

2.EDP+ミトタン

アジュバントミトタンの有効性毒性予測

1、ミトタン単独治療 奏効率19-33%

Stage Ⅲ-Ⅳでは血中濃度14 mg/L以上で有意に生存期間 を延長する。

2、EDP療法+ミトタン併用 奏効率23.2% Allolio B et al. J. Clin Endocrinol Meta. 91: 2027-2037, 2006. Berruti A et al. Endocr Relat Cancer 12: 657-666, 2005. Fassnacht M et al. NFJM 366: 2189-2197, 2012.

Wangberg B et al. Endocr Relat Cancer 17: 265-272, 2010.

た(6.6年 vs.1.7年)ことより,再発転移症例における外 科的切除の有効性を示唆した. ただし、化学療法の併用 は予後に寄与しなかったとも述べている. 自験例におい ては, Stage IV の症例のうち1例(症例7)は肺転移のみ, もう1例(症例3)は多発骨転移,頚部リンパ節転移がみ られた. 前者については, 術前から stage IV と診断され ていたわけではないが、 予め stage IV の診断がついてい たとしても, Datrice らの報告15)に従い,切除可能な転移 症例として積極的に切除を施行したと思われる. 一方, 後者は転移部位が完全切除不能であり、全身化学療法の 方針とした.

ミトタンによるアジュバント治療の有効性について、 生存期間や非増悪生存期間に寄与しないという報告16)が ある一方,最近,有効性を示す報告も出てきた. Terzolo ら1)によると, 177 例の後方視的な検討で,術後補助化学 療法としてミトタンを投与した47例と補助療法を行わ なかった130 例を比較したところ、術後にミトタン治療 を受けた群の方が stage が高いにも関わらず,無再発生 存期間が有意に延長していた. さらに Wangberg ら18)は、 外科的切除をおこなった stage IV を含む 43 例に対し術 後補助ミトタン療法を施行した際に, 血中濃度が 14mg/ L 以上であった症例で有意に癌特異生存率が良好であっ たと報告している. さらに Berruti ら19)は、 残存腫瘍が疑 われる症例や,Ki 67 が10% 以上染色される症例はミト タンによる術後補助化学療法を施行すべきと述べている.

切除不能症例の治療については、ミトタン単独あるい はミトタンを併用した化学療法が選択される. ミトタン 単独治療の奏効率は20~30%程度と限定的で,奏効期間 も 9ヵ月程度である2021). そこで,ミトタンに化学療法を 併用した治療の開発が試みられている. ミトタン+スト レプトゾシン(M-Sz) 群と, EDP-M 群を比較した304 例での無作為比較試験が行われた. EDP-M 群と M-Sz 群で、それぞれ奏効率が23.2%と 9.2%,非増悪生存期間 が5.0ヵ月と2.1 ヵ月と EDP-M 群が有意に優れていた. (ただし、全生存期間については 14.8カ月と 12.0ヵ月で、 EDP-M 群がよい傾向である(p=0.07) にとどまる結果で あった.)2. この結果を踏まえ、当院では切除不能な転移 を有する症例には, 1st line として EDP-M 療法を行って いる. 自験例において, EDP-M 療法施行中に病勢進行し, ミトタンのみに変更した後 PR にまで至った症例を経験 した4). ミトタンの効果発現には時間を要するといわれて おり,ミトタンの効果判定には慎重を要すると思われた.

新規薬剤の検討も行われており、副腎皮質癌に対する スニチニブ,ソラフェニブなどの分子標的薬の効果が報 告されたが、満足する効果は出ていない2. Naing らは、 副腎皮質癌において Insulin growth factor (IGF) が過剰 発現し, IGF-1/mammalian target of rapamycin (mTOR) のシグナルを亢進させていることが知られており, IGF receptor 抗体と mTOR 阻害剤を併用した治療をおこな い, 6ヵ月以上継続する SD 症例が40% 以上であり,副

作用も容認できると報告しており、将来期待できる薬剤 が出てきている23).

結 語

副腎皮質癌7 例の臨床病理学的検討および予後の検討 をおこなった. 多くが Stage III 以上で発見されたが, 周 囲臓器への浸潤が疑われても、副腎周囲臓器を含めて合 併切除することで長期生存できる症例が存在しており, 可能な限りの完全な外科的切除が予後改善に重要である と思われた.

文 献

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14) Brix D, Allolio B, Fenske W, Agha A, Dralle H, Ju- rowich C, Langer P, Mussack T, Nies C, Riedmiller H, Spahn M, Weismann D, Hahner S and Fassnacht M: Laparoscopic versus open adrenalectomy for adrenocortical carcinoma: surgical and oncologic outcome in 152 patients. Eur. Urol., 58, 609-615, 2010.

15) Datrice NM, Langan RC, Ripley RT, Kemp CD, Ste- inberg SM, Wood BJ, Libutti SK, Fojo T, Schrump DS and Avital I: Operative management for recur- rent and metastatic adrenocortical carcinoma. J. Surg. Oncol., 105, 709-713, 2012.

16) Vassilopoulou-Sellin R, Guinee VF, Klein MJ, Taylor SH, Hess KR, Schultz PN and Samaan NA: Impact of adjuvant mitotane on the clinical course of patients with adrenocortical cancer. Cancer, 71, 3119-3123, 1993.

17) Terzolo M, Angeli A, Fassnacht M, Daffara F, Tauchmanova L, Conton PA, Rossetto R, Buci L, Sperone P, Grossrubatscher E, Reimondo G, Bollito E, Papotti M, Saeger W, Hahner S, Koschker AC,

Arvat E, Ambrosi B, Loli P, Lombardi G, Mannelli M, Bruzzi P, Mantero F, Allolio B, Dogliotti L and Berruti A: Adjuvant mitotane treatment for adreno- cortical carcinoma. N. Engl. J. Med., 7, 2372-2380, 2007.

18) Wängberg B, Khorram-Manesh A, Jansson S, Nilsson B, Nilsson O, Jakobsson CE, Lindstedt S, Odén A and Ahlman H: The long-term survival in adrenocortical carcinoma with active surgical man- agement and use of monitored mitotane. Endocr. Relat Cancer, 18, 265-272, 2010.

19) Berruti A, Fassnacht M, Baudin E, Hammer G, Haak H, Leboulleux S, Skogseid B, Allolio B and Terzolo M: Adjuvant therapy in patients with adrenocorti- cal carcinoma: a position of an international panel. J. Clin. Oncol., 28, e401-402, 2010.

20) Haak HR, Hermans J, Van de Velde CJ, Lentjes EG, Goslings BM, Fleuren GJ and Krans HM: Optimal treatment of adrenocortical carcinoma with mito- tane: results in a consecutive series of 96 patients. Br. J. Cancer, 69, 947-951, 1994.

21) Gonzalez RJ, Tamm EP, Ng C, Phan AT, Vassilopoulou-Sellin R, Perrier ND, Evans DB and Lee JE: Response to mitotane predicts outcome in patients with recurrent adrenal cortical carcinoma. Surgery, 142, 867-875, 2007.

22) Fassnacht M, Terzolo M, Allolio B, Baudin E, Haak H, Berruti A, Welin S, Schade-Brittinger C, Lacroix A, Jarzab B, Sorbye H, Torpy DJ, Stepan V, Schtein- gart DE, Arlt W, Kroiss M, Leboulleux S, Sperone P, Sundin A, Hermsen I, Hahner S, Willenberg HS, Tabarin A, Quinkler M, de la Fouchardière C, Schlumberger M, Mantero F, Weismann D, Beuschlein F, Gelderblom H, Wilmink H, Sender M, Edgerly M, Kenn W, Fojo T, Müller HH and Skog- seid B; FIRM-ACT Study Group: Combination che- motherapy in advanced adrenocortical carcinoma. N. Engl. J. Med., 366, 2189-2197, 2012.

23) Naing A, Lorusso P, Fu S, et al: Insulin growth fac- tor receptor (IGF-1R) antibody cixutumumab com- bined with the mTOR inhibitor temsirolimus in pa- tients with metastatic adrenocortical carcinoma. Br. J. Cancer., 108, 826-830, 2013.

CLINICOPATHOLOGIC CHARACTERISTICS AND PROGNOSIS OF PATIENTS WITH ADRENOCORTICAL CARCINOMA

Noriyoshi Miura, Takehiro Ide, Takashi Uda, Terutaka Noda, Seiji Asai, Kenichi Nishimura, Akitomi Shirato,

Yutaka Yanagihara, Yuki Miyauchi, Tadahiko Kikugawa, Nozomu Tanji and Masayoshi Yokoyama Department of Urology, Ehime University Graduate School of Medicine

Abstract:

(Purpose) Adrenocortical carcinoma (ACC) is a rare condition associated with poor prognosis. This study aimed to evaluate the clinicopathologic characteristics and prognosis of 7 patients with ACC.

(Patients and methods) The clinicopathologic characteristics, treatment, and survival of 7 patients with pathologi- cally confirmed ACC treated at our institution between January 2002 and December 2012 were retrospectively exam- ined.

(Results) The study cohort comprised 4 male and 3 female patients (median age at diagnosis, 63 years [range, 36-71 years]). The median tumor size was 7.0 cm (range, 4.0-13.0 cm), and the median follow-up duration was 22 months (range, 9-107 months). One patient had stage I ACC, 4 had stage III, and 2 showed metastasis. The patient with stage I disease underwent laparoscopic adrenorectomy and those with stage III disease underwent adrenorectomy with the excision of adjacent organs. Four of these 5 patients are alive without recurrence at a median of 55 months (range, 22- 107 months) after surgery. Of the 2 patients with metastases, 1 received combined chemotherapy with etoposide, adriamycin, and cisplatin plus mitotane without surgical resection but died 19 months later, and the other, with a soli- tary lung metastasis, underwent adrenorectomy and metastatectomy followed by adjuvant treatment with mitotane and is alive without recurrence at 9 months after treatment. The 3-year cause-specific survival rate was 56%.

(Conclusions) Patients with advanced-stage tumors showed long-term survival with complete tumor resection at di- agnosis; hence, this seems to be most beneficial treatment option for patients with ACC.

(Jpn. J. Urol 105(3): 79-84, 2014)

Keywords: Adrenocortical carcinoma, Complete resection, Mitotane

Received: October 5, 2013, Accepted: January 16, 2014

C 2014 The Japanese Urological Association